私の好きな夜空、僕の好きな月
「冬夜ーーーー!!!」
「陽、夏歩!どうだった?」
「こっちは、全然だめ。見かけたっていう人1人もいない。」
「俺の方もだめだった。
なぁ冬夜。俺からこんなことほんとは言いたくないんだけどさ、これ以上この方法で美月のことを探すっていうのは俺たち3人だけじゃ厳しくないか?」
「何が言いたいんだ?」
「冬夜もわかってるだろ。こんな手当り次第聞いていくのは、このままじゃだめだっ、、「、、、、ゃあ」え?」
「じゃあ。じゃあ!!どうすればいいんだよ!美月がいなくなったあの日からもう何日経ってると思ってるんだよ!もう2週間は過ぎてんだぞ!?毎日毎日聞いていって返ってくるのはわからないばかり。俺だってもう何がなんだかわからないんだよ!でも確実にわかるのは焦ってる気持ち。俺たちふたりの間がらよく知らないくせに偉そうに言うなよ!!もういい。大体2人に手伝ってもらったのがまちが、、、、、