私の好きな夜空、僕の好きな月
第一章
『一緒に遊ぼう?』
そう声をかけてくれたのはとても優しそうで可愛らしい三人組だった。幼い頃の私は、引っ込み思案で人見知りだったためあまり友達がいなかった。だから、保育園でもその空間に馴染めなくて一人でいつも隅っこの方にいた。
でもそんなときに優しく声をかけてくれたのは、まるで太陽のような笑顔を浮かべた夏歩と陽そして、冬夜の3人だった。
夏歩は私にいつも温かい笑顔を向けてくれて、なにか悲しいことがあればいつも慰めてくれた。
私がなにかにつまづいてコケてしまったとき、そのたびに
『しょうがないな』
って言って傷の手当てをしてくれたのは、陽だった。
いつも無表情で何考えてるかわかんないのに、
『ずっと美月のことばっか考えて、美月だけしか目になかった。大好きです。俺と付き合ってくれる?』
と、私に初めて恋という甘い感情を教えてくれたのは、冬夜だった。
3人は私にとっての初めてを全部教えてくれて、私の暗かった世界を明るく照らしてくれた。ずっとそばにいてくれてとても嬉しかったし楽しかった。だからこそ、本当に楽しかったからこそこの思い出を黒く塗りつぶしてしまいたくない。みんなの悲しい顔をみたくない。
そう声をかけてくれたのはとても優しそうで可愛らしい三人組だった。幼い頃の私は、引っ込み思案で人見知りだったためあまり友達がいなかった。だから、保育園でもその空間に馴染めなくて一人でいつも隅っこの方にいた。
でもそんなときに優しく声をかけてくれたのは、まるで太陽のような笑顔を浮かべた夏歩と陽そして、冬夜の3人だった。
夏歩は私にいつも温かい笑顔を向けてくれて、なにか悲しいことがあればいつも慰めてくれた。
私がなにかにつまづいてコケてしまったとき、そのたびに
『しょうがないな』
って言って傷の手当てをしてくれたのは、陽だった。
いつも無表情で何考えてるかわかんないのに、
『ずっと美月のことばっか考えて、美月だけしか目になかった。大好きです。俺と付き合ってくれる?』
と、私に初めて恋という甘い感情を教えてくれたのは、冬夜だった。
3人は私にとっての初めてを全部教えてくれて、私の暗かった世界を明るく照らしてくれた。ずっとそばにいてくれてとても嬉しかったし楽しかった。だからこそ、本当に楽しかったからこそこの思い出を黒く塗りつぶしてしまいたくない。みんなの悲しい顔をみたくない。