怪盗 シーフ

昼休み

〜昼休み〜 

女子が冬夜の席を取り囲んでいた。 

「高野くんって彼女いるの?」 

「えー。いないのならどんな子がタイプ?」

と矢継ぎ早に質問を浴びせている。


その頃玲は、楓とお弁当を食べていた

「高野君、人気者だね。」

その様子を見て玲が言った。

「そうだねぇー。やっぱりイケメンだからじゃない。それに、あんな難しい数学の問題解いちゃったり完璧ってカンジだからねー。」
「ふーん。」

「あっ、もしかして玲ってば、高野に惚れちゃって焼きもちやいてんの?」

「えっ焼きもち。どうしてお餅焼くの?食べ物の話してたっけ??」

「はぁ、あんたが天然だって忘れてたー。まぁいいや。そう言えば今日くるの遅かったけどなんかあったの?」

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