怪盗 シーフ

「ふーん。でも、ガラスのペンダントって何だか安っぽい感じしない?」

「そうだよね。前の時は、ダイヤの指輪だったり、有名画家の絵だったもんね。うーん?」

玲と楓が考えていると、

「もしかして、ベネチアのガラスなんじゃね?古い物なら結構値段すんぞ。」

と一人の男子が話し掛けてきた。 

「あ、大樹君おはよー!」
と玲。

「おう!おはよう。」

「大樹、先生が宿題2倍出すっていってたわよ。」

「ゲッ。楓マジで。」

「そうマジで。たしか、数学のプリント六まいだったかな。机に入れといたから。」


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