怪盗 シーフ

「先生。オレ、玲の隣がいいですけど。」

そういってわたしを指差した。とたんに集まる視線特に女子の視線が・・・みんなどうしてこっち見てるんだろう?

「飯田の隣?ああ、知り合いなのか。でもな、せきあいてないしなぁ。」

「でも、オレ他は誰も知らないし。」

「うーん。しょうがないな。じゃあ、村田、お前裏の席に行け。」

「えぇー。でも裏の席ラッキー!」

そういって村田は後ろの席に移って代わりにわたしの右隣は、武藤君になった。

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