怪盗 シーフ

「えっ、やばっ。遅刻しちゃう。おじさんありがとね。」

あわてて時計で時間を確かめた彼女は、そういって走り去っていった。


「若いっていいなぁー。」 
「そうだなぁ。」

と賛同の声が上がる。彼女の乱入で暗かった雰囲気が明るくなった。
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