怪盗 シーフ

オレが降り立ったのはちょうど倉のそばだった。 



ラッキー! 
そのまま、木の影に隠れて正面に回る。



倉の前には、お巡りが二人。二人ならなんとかなるかな。



倉に近づく。 



「おい!お前何処から入ったんだ。」


右の奴が話し掛けてきたけど無視して進むと、今度は左の奴が、 


「止まれ!!撃つぞ。」


と腰の銃に手を掛けながら言ってきた。


だけど、オレはさらに近づく。 


パン。 


発砲の音がした。


< 95 / 100 >

この作品をシェア

pagetop