マイペース
なんと駅は一緒だった。



そういえば南中と西中ってそう遠くもないんだった





電車の中には人も少なくアタシと悠里は端の方に座った。


「ねぇ茜!お金今あるー?」


「え?お金??」



とイキナリ言われたからビックリして財布をひらいたら1500円はあった。


「ちょっとならあるよ。どーして?」



ニコっと悠里が笑い言った。

「だって茜!プリクラとるの好きなんでしょ?だから一緒にとりたいなぁって」





ちゃんと聞いてくれてたんだ。






悠里の第一印象は『ハニカム笑顔に優しい子』だった




< 24 / 25 >

この作品をシェア

pagetop