LOVEPAIN⑥
『ん?そう。
おつかれ。
どうだった?』
「んー、良かった、ってゆうのも変だけど。
気持ちが楽になった。
榊原先生も本当にいい先生で」
やはり辛い事は自分だけで抱え込まずに、
誰かに話す事は大事なのだと感じた
『そう』
「ナツキ、榊原先生に私の事で電話したんだって?」
『ん、まぁ。
お前がちゃんと予約したのか確かめる為だったんだけど。
ちょうど先生が診察外の時間だったから、
代わって貰って』
「そうなんだ」
私がちゃんと病院に行くかどうか
本当に、そんな所迄も
この人は私の事を心配してくれているんだな