LOVEPAIN⑥


タクシーを降り自分の部屋に帰ると、


息が止まるくらい驚いた



今日は私がナツキの所に泊まる日だから、

涼雅が部屋に居る事は予想していたけど



まさか……





「おかえり。
どうしたの?

上がんないの?」


ドアを開け、

玄関で立ちすくむ私に声を掛けて来たのは



ナツキ




部屋の床に座り、
こちらを見ている



そのナツキの横に居る涼雅は、

声は出さないが私に手を合わせて謝っている



ごめん、と

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