LOVEPAIN⑥
タイマーか何かになっていたのだろうか?


私はそのテレビに写るバラエティー番組に目を向けた。


テレビのチャンネルも部屋のテレビ台の上にあるので、
私はベッドから起き上がろうとしたが。


体が動かない…。


寝惚けているのだろうか?


体ってどうやって動かすんだっけ?


ぼんやりとしながらも、焦って来る。


耳元で聞こえて来る、男の人が苦しむような声。


うー、と私の耳元で唸っている。


これは金縛りだ…。


私は怖くて、目を閉じた。


目を閉じる事は出来た。
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