LOVEPAIN⑥
そういえば、と私は思い出した。
「成瀬さん。私頭痛薬ってか、痛み止め持ってますよ。
いります?」
私は常備薬の他に、市販のロキソニンを持って来ている事を思い出した。
「マジか?
頼む…」
成瀬は目を開けて、体をゆっくりと起こした。
「待っててください」
私は部屋の小さな冷蔵庫から、新品のミネラルウォーターのペットボトルを取り出した。
そして、私の鞄の小さなポーチを取り出した。
そのポーチの中には、そのロキソニンの他に、
私が普段飲んでいる薬が入っている。
パニック傷害を抑える薬の他に、
睡眠薬である、ハルシオン。
そのポーチのチャックを開けて、それを目にした瞬間。
昼間の、Mioちゃんとの会話を思い出した。
“ーー正気の時に迫ってダメなら……。
べろべろに酔わせてヤッちゃえばいいの!
なんなら、お酒に薬を入れて、向こうが正常じゃなくなった所を襲って
ーー”
「成瀬さん。私頭痛薬ってか、痛み止め持ってますよ。
いります?」
私は常備薬の他に、市販のロキソニンを持って来ている事を思い出した。
「マジか?
頼む…」
成瀬は目を開けて、体をゆっくりと起こした。
「待っててください」
私は部屋の小さな冷蔵庫から、新品のミネラルウォーターのペットボトルを取り出した。
そして、私の鞄の小さなポーチを取り出した。
そのポーチの中には、そのロキソニンの他に、
私が普段飲んでいる薬が入っている。
パニック傷害を抑える薬の他に、
睡眠薬である、ハルシオン。
そのポーチのチャックを開けて、それを目にした瞬間。
昼間の、Mioちゃんとの会話を思い出した。
“ーー正気の時に迫ってダメなら……。
べろべろに酔わせてヤッちゃえばいいの!
なんなら、お酒に薬を入れて、向こうが正常じゃなくなった所を襲って
ーー”