LOVEPAIN⑥
最後にナツキに会った時が、
私が仕事だと嘘付いて会う事を断ったあの夜。
そして、私の部屋で待っていたナツキと顔を合わせて喧嘩をした。
その後、電話とかでそれなりに関係を修復したから、今私は此処に居るのだけど。
関係が修復出来たと思っているのは私だけなのだろうか?
「俺も広子にプレゼント買って来てる」
そう言って、ナツキはソファーの横に置いていた黒い紙袋を私に手渡した。
私はそれを受け取り、紙袋の中のラッピングされたそれを手に持った。
「開けてみて」
そう言ったナツキの声が、先程迄とは違い明るくて、
私はそのラッピングを外して、
姿を見せたその箱の蓋を開けた。
それを見た瞬間、思わずその箱を手から落としそうになった。
ナツキがくれたプレゼントは…。
「ネックレス、それ広子に似合うと思って」
「でも…」
今、私の首には誕生日に篤から貰ったネックレスがある。
ナツキだって、それを知っている。
再び、ナツキがくれたネックレスに目を向けた。
蝶を象ったチャームが付いていて、
シルバーに光っていてとても綺麗。
私が仕事だと嘘付いて会う事を断ったあの夜。
そして、私の部屋で待っていたナツキと顔を合わせて喧嘩をした。
その後、電話とかでそれなりに関係を修復したから、今私は此処に居るのだけど。
関係が修復出来たと思っているのは私だけなのだろうか?
「俺も広子にプレゼント買って来てる」
そう言って、ナツキはソファーの横に置いていた黒い紙袋を私に手渡した。
私はそれを受け取り、紙袋の中のラッピングされたそれを手に持った。
「開けてみて」
そう言ったナツキの声が、先程迄とは違い明るくて、
私はそのラッピングを外して、
姿を見せたその箱の蓋を開けた。
それを見た瞬間、思わずその箱を手から落としそうになった。
ナツキがくれたプレゼントは…。
「ネックレス、それ広子に似合うと思って」
「でも…」
今、私の首には誕生日に篤から貰ったネックレスがある。
ナツキだって、それを知っている。
再び、ナツキがくれたネックレスに目を向けた。
蝶を象ったチャームが付いていて、
シルバーに光っていてとても綺麗。