LOVEPAIN⑥
撮影が始まる。
私はベッドの上、上半身裸の5人の男の人に囲まれている。
年齢は全員20代だと思われる。
その人達は、私という獲物をニヤニヤといやらしい笑みを浮かべ見て来る。
多分だけど、この人達は素人だと思う。
プロの男優さん達では、ないと思う。
その人達の手には、手錠やロープや、大人のおもちゃだといわれる物が握られている。
今まで味わった事のない、この撮影の危険な雰囲気。
私に向く、カメラを見る。
そのレンズの向こう、篤は私を見ているのだろうか?
この撮影の後、篤はまだ私を変わらず好きでいてくれるのだろうか?
「そろそろカメラ回そうか」
金村監督のその言葉で、撮影が始まったのが分かった。
その男の一人が、背後から私に抱きついて来た。
思わず、悲鳴を上げそうになる。
衣装のブラウスの上から、その男は私の胸に触り出す。
他の4人も、私を取り囲みそれを楽しむように眺めている。
怖い―――…
自分の呼吸が、荒くなるのが分かる。
ダメだ、このままだとまた発作が起こる。
私はベッドの上、上半身裸の5人の男の人に囲まれている。
年齢は全員20代だと思われる。
その人達は、私という獲物をニヤニヤといやらしい笑みを浮かべ見て来る。
多分だけど、この人達は素人だと思う。
プロの男優さん達では、ないと思う。
その人達の手には、手錠やロープや、大人のおもちゃだといわれる物が握られている。
今まで味わった事のない、この撮影の危険な雰囲気。
私に向く、カメラを見る。
そのレンズの向こう、篤は私を見ているのだろうか?
この撮影の後、篤はまだ私を変わらず好きでいてくれるのだろうか?
「そろそろカメラ回そうか」
金村監督のその言葉で、撮影が始まったのが分かった。
その男の一人が、背後から私に抱きついて来た。
思わず、悲鳴を上げそうになる。
衣装のブラウスの上から、その男は私の胸に触り出す。
他の4人も、私を取り囲みそれを楽しむように眺めている。
怖い―――…
自分の呼吸が、荒くなるのが分かる。
ダメだ、このままだとまた発作が起こる。