殺人感染2
いきなり目の前が真っ白になった気分だった。


「死ぬ……?」


「あぁ」


文隆はうなづき、そしてまた、2人の間に切なげに音を鳴らしながら風が吹いたのだった。


文隆が学校内で無差別殺人事件を起こしたのは、その6日後のことだった。
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