君の光と私の輝き。
手のひらに落ちる。
私は花の中で桜が1番好きだ。桜は、花びらが散ったあとも緑の葉っぱを茂らせてのびのびと育っている。その姿がとても羨ましい。自分の名前に「桜」という文字が入っているのも嬉しいな なんて事を考えていると、、

ドン!

強い衝撃が背中にきた。

衝撃に耐えられなかった私は思わず地面に倒れ込んだ。
紬が「大丈夫!?」と駆け寄ってくれた。

何かと思って後ろを見ると2人の男子がふざけあって、それを1人の男子が笑いながら見ていた。

私にぶつかってきたのは、ふざけあっていたうちの1人のだった。

倒れ込んだ私を見た途端、3人は体を90度曲げて
「すみませんでした」
と、謝ってきた。
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