君の光と私の輝き。

｢い、いや。そこまでは、大丈夫ですので。」

｢本当にすいませんでした。」

そう言うながら、3人は前の方へ走っていった。その3人を見ていると、ぶつかった男子が他の2人に手を合わせて謝っていた。
｢ゴメンよ」
｢まったく、気をつけろよな！怪我してなかったから良かったけど、、、」

だんだん遠のいていく声。
これはさっきの男子の声だった。
加瀬くんかー。すごい素直な人だなー。
初めて会うタイプの人だ。

しばらくボーといていると、
｢優月！名簿あったよ！」
と紬に呼ばれた。

紬と同じクラスですように、紬と同じクラスですようと願い、緊張しながら名簿を見ると、
1年 6組 名簿
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8、加瀬日向
9、小桜優月
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32、山本紬