光と闇の伝説 <巻の壱 リヒト編>

僕は大変なものを見てしまった。

ローザンの背後に…!

僕は咄嗟に叫んだ。

「ローザン!危ない!!!」

ローザンが後ろを振り向いた時には遅かった。

「ッ!!?」


ガッッッ!!!!


…ローザンは、後ろから迫ってきた男に腹を殴られたのだ。

「ローザン!!!」

「痛ッ……!!!」

ローザンはこの事態をあまり良く理解していない様だった。

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