瞳のうらで



結局、



『うん(笑)まあまあかな~。ありがと♡席、誰が隣だったの?』





どんなに藍香に愚痴を吐いても、どんなに藍香にあたっても、頼っても、相談しても、スマホの画面から顔を上げればどうせ一人になるんだから。逆に辛くなると思ったから。
















「どうせ孤独なんだ。」







ポロっと何も考えずに口から出た。










また虚しく部屋に響いた。
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