瞳のうらで
「え、なんであの子が畠元君と話してんの?」
「普通にぶりっ子wwきも~いよww」
「え?わざと?wwきったな」
うん。聞こえる。これは言うまでもなく私に向けての言葉だと思う。痛い。悲しい。わざとじゃないのに、、。なんで。なんで敵視するの、、。
「、、あ、ありがと、、、。」
みんなからの声が、視線が痛くて怖くて冷たくて、ほんとに聞こえるかどうかぐらいの声で恐る恐る声に出した。
「うん。」
やっぱりなんかそっけない感じの、つんとした声が返ってきた。
サッと畠元君が立って廊下へぞうきんを片付けに向かった。
ここまでやってもらうのは申し訳なさすぎる、、、と、急いで追いかけた。
「あ、あの、、」