一緒に帰ろう。

マンションに着くと2重オートロックを解除し、エレベーターに乗り込む。私は放って行かれないようにただついて行くだけ。


上の階の方でエレベーターが止まると、男の人について一緒に降りる。

「部屋はここだよ。覚えてね。」

そう言われて部屋番号を覚えた。


男の人は鍵を開けて扉を開いて「どうぞ。」と声を掛けてくれる。


真っ暗な部屋に向かって小さく「お邪魔します。」といい靴を脱いだ。


< 7 / 9 >

この作品をシェア

pagetop