花音(かのん)
その他にも、詩穂は、ボランティア部と美術部にも在籍していた。
ボランティア部には、好きな先輩がいたからで、美術部には、カッコいい先輩がいたからだ。
それから、運動部では、卓球部と、弓道部の、なんちゃって部員とかしていた。
上級生がほとんどいなかったことや、顧問の先生が甘いことをいいことに、気が向いたときだけ、友達のいる卓球部や弓道部に行き遊んでいた。
詩穂の交友関係は、広く浅かった。
お昼を一緒に食べるのは、6人。
でも、学校へ行くのは、別の友達。
学校から帰るのは、その日によりけり。
簿記部の子も、なんだかんだで、友達だと思うし、
ボランティア部にいる子も、美術部にいる子も、やっぱり友達だと思う。
卓球部も、弓道部も、友達がいるから、邪魔するようになったが、
1年、2年もたてば、やはりそこで活動する人たちも友達だと思う。
親友は?と聞かれたら、
「んー。自分が親友だと思っても、相手が親友だと思うかどうか分からないじゃない?だから、親友だとか思わないようにしてる。それに、友達と親友を分けるのもイヤなわけよ。だから、いないよ。」
と笑って答える。
ボランティア部には、好きな先輩がいたからで、美術部には、カッコいい先輩がいたからだ。
それから、運動部では、卓球部と、弓道部の、なんちゃって部員とかしていた。
上級生がほとんどいなかったことや、顧問の先生が甘いことをいいことに、気が向いたときだけ、友達のいる卓球部や弓道部に行き遊んでいた。
詩穂の交友関係は、広く浅かった。
お昼を一緒に食べるのは、6人。
でも、学校へ行くのは、別の友達。
学校から帰るのは、その日によりけり。
簿記部の子も、なんだかんだで、友達だと思うし、
ボランティア部にいる子も、美術部にいる子も、やっぱり友達だと思う。
卓球部も、弓道部も、友達がいるから、邪魔するようになったが、
1年、2年もたてば、やはりそこで活動する人たちも友達だと思う。
親友は?と聞かれたら、
「んー。自分が親友だと思っても、相手が親友だと思うかどうか分からないじゃない?だから、親友だとか思わないようにしてる。それに、友達と親友を分けるのもイヤなわけよ。だから、いないよ。」
と笑って答える。