空の色
①
今日は、10年ぶりに高校の時の同じクラスの人たちと同窓会!!
みんなに会うの久々だなぁ…しかし、私の体調は絶不調だった。
まき「あー!なみー!!!元気にしてた??まだみんな来てない?先に入ってよう!!」
「うん!ゴホッ…ゴホッ...」
やば…
まき「大丈夫??」
とても心配そうな顔で私を覗き込んだ。
なみ「大丈夫、大丈夫!!ちょっとなんか気管に変なの入っただけ〜あははは」
はぁ、、、上手く誤魔化せたかな…
「かんぱ〜い!!!」
飲み会がはじまり、懐かしいメンバーで盛り上がっていた。
さら「ねえ、なみー。顔色悪くない?お酒も進んでないし。大丈夫なの?」
波「大丈夫、大丈夫!ははは…」
実は私は、生まれて初めてお酒を飲んだ。薬も飲んでるし、なにより主治医の瀬野先生に定期検診のたびに絶対にお酒を飲むなと言われている。
だけど今日は違う…。
私は、広瀬波。
小さい頃から喘息や、先天性の心臓病で、中学の時に大きな心臓の手術をした。
それは、日本で初めての奇跡的な手術で病院では若干の有名人だ。
そのおかげもあって、高校は比較的元気に登校でき、高校の友達は私が病気であることを知る人は居ない。
ただ一人を除いては。。。
みんな「あーーー!大輔!!」
その瞬間私と大輔は目があった気がしたが私はすぐに目を逸らした。
嘘でしょ...今日大輔、来れないって言うから来たのに…
まき「大輔、今日来れないんじゃなかったの?」
大輔「なんか、珍しく今日早く帰れたんだわ。でも車だからお酒は飲めないんだけどねー。」
と、言いながら私に近づいてきた。
大輔「ごめんねー。なみと話すことあるから、隣空けてくれる?」
私は終わった、、、、、と思い下を向く。
そう。彼が私の病気を知る唯一の友達。
川島大輔。
みんなに会うの久々だなぁ…しかし、私の体調は絶不調だった。
まき「あー!なみー!!!元気にしてた??まだみんな来てない?先に入ってよう!!」
「うん!ゴホッ…ゴホッ...」
やば…
まき「大丈夫??」
とても心配そうな顔で私を覗き込んだ。
なみ「大丈夫、大丈夫!!ちょっとなんか気管に変なの入っただけ〜あははは」
はぁ、、、上手く誤魔化せたかな…
「かんぱ〜い!!!」
飲み会がはじまり、懐かしいメンバーで盛り上がっていた。
さら「ねえ、なみー。顔色悪くない?お酒も進んでないし。大丈夫なの?」
波「大丈夫、大丈夫!ははは…」
実は私は、生まれて初めてお酒を飲んだ。薬も飲んでるし、なにより主治医の瀬野先生に定期検診のたびに絶対にお酒を飲むなと言われている。
だけど今日は違う…。
私は、広瀬波。
小さい頃から喘息や、先天性の心臓病で、中学の時に大きな心臓の手術をした。
それは、日本で初めての奇跡的な手術で病院では若干の有名人だ。
そのおかげもあって、高校は比較的元気に登校でき、高校の友達は私が病気であることを知る人は居ない。
ただ一人を除いては。。。
みんな「あーーー!大輔!!」
その瞬間私と大輔は目があった気がしたが私はすぐに目を逸らした。
嘘でしょ...今日大輔、来れないって言うから来たのに…
まき「大輔、今日来れないんじゃなかったの?」
大輔「なんか、珍しく今日早く帰れたんだわ。でも車だからお酒は飲めないんだけどねー。」
と、言いながら私に近づいてきた。
大輔「ごめんねー。なみと話すことあるから、隣空けてくれる?」
私は終わった、、、、、と思い下を向く。
そう。彼が私の病気を知る唯一の友達。
川島大輔。
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