空の色
アブレーション治療のおかげと喘息は薬でコントロールが今の所できていて、無事に明日退院することになった。

瀬野先生(このまま、なみを退院させて平気なんだろうか。。。ましてや一人暮らし、仕事は辞めたとしても、なみは絶対にまた仕事を探す、、、そしたらまた無茶してししまうのではないか、、、俺の家に住まわせるか....)

コンコン....

なみ「はーい」

瀬野先生「体調はどう?顔色は良さそうだね。」

なみ「うん。最近調子いい〜」

瀬野先生「あのさ、なみ明日退院できそうなんだけど、良くなってきたと言っても、この状態での一人暮らしは、やっぱり怖い。前みたいに、うちに住まないか??」

なみ「やだ。って言ったら?」

瀬野先生「もう少し入院させる」

なみ「ええええー、、、」
瀬野先生と住むということは、入院と大して変わらない。毎日診察されるし、毎日監視付きだ。しかも病気関連で嘘をつくと本当に怖い、、、、だけど、、、、退院したい....

瀬野先生「どうする?入院延長する?それとも俺の家くる?前も一緒に住んでただろ?嫌?」

なみ「ううん、、嫌じゃないけど、、、」

瀬野先生「はい。じゃぁ決まり。明日俺も早く上がるから、そしたら一緒にうちに帰ろう。」






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