空の色
その夜

怜「なぁ、、、なみの心臓いつまで持つかな…?」

瀬野先生「…」

怜「あの状態だと、普通まだ入院だろ?なんで退院させてるんだよ。まぁ、どうせなみが退院したいってごねたのは想像つくが...」

瀬野先生「なみには退院って言って退院させたけど、実際は、外泊許可だ。次何かあったらそのまま入院だ。しかも、次なんかあったら多分当分...とうか、移植するまで入院することになると思う。」

怜「まぁ、それまで少しは普通の生活をってことか。この帰国に合わせて、アメリカに連れて帰ろうと思ったんだが、、、あまりにもなみの心臓が悪くて、長時間フライト無理だろうな...やっぱ日本でどうにかするしかないのか。」

瀬野先生「わかってる。もう少し別の方法も考えてる。絶対になみを救う。」

怜「任せたよ。この1ヶ月は俺も注意して見てるから」

瀬野先生「ああ。」

こんな話をしていたことをなみは知らない。



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