蒼春
夏美side
蓮と手持ち花火を持って待っていると、乃蒼ちゃんとバケツを持った蒼生が帰ってきた。
「遅いぞー。早くやろうぜ!」
『ごめんごめん。先にやってて。』
そう言って乃蒼ちゃんは家の中に入っていってしまった。
その間に蒼生にいろいろ話しかける。
『その怪我どうしたの?』
「あぁ、乃蒼ちゃん守ろうとしたらやっちゃってさ。」
なるほど。だからさっき家に戻ったのか。きっと蒼生のために絆創膏を取りに行っているんだろう。
『そんで、花火大会はどうだったの?』
「それ、俺も気になってたやつー。」
実は花火を見ながら、2人の様子について蓮と話していたのだ。
「乃蒼ちゃんと花火見ただけだよ。他には何も。」
『そっかぁ。』
蒼生が無意識のうちに何か乃蒼ちゃんをきゅんとさせることを言ったんだな…。
すると乃蒼ちゃんが家から出てくる。
手には絆創膏を何枚も握りしめている。
『一ノ瀬先輩、こっちに来てください!』
素直に従った蒼生に絆創膏を貼る乃蒼ちゃん。ここでもマネージャーみたいな仕事をこなしていた。
やっと4人で手持ち花火で遊び始める。
「おいっ、熱いだろ蒼生!」
「ごめんごめん。」
『徳島先輩、これどうぞ!』
『ありがとう!』
みんなが楽しんでいるのを見て、自然と笑顔になる。
蓮と、いやこの3人と一緒に今年の夏を過ごせて本当によかった。
そして手持ち花火も終わりに近づいていた。
蓮と手持ち花火を持って待っていると、乃蒼ちゃんとバケツを持った蒼生が帰ってきた。
「遅いぞー。早くやろうぜ!」
『ごめんごめん。先にやってて。』
そう言って乃蒼ちゃんは家の中に入っていってしまった。
その間に蒼生にいろいろ話しかける。
『その怪我どうしたの?』
「あぁ、乃蒼ちゃん守ろうとしたらやっちゃってさ。」
なるほど。だからさっき家に戻ったのか。きっと蒼生のために絆創膏を取りに行っているんだろう。
『そんで、花火大会はどうだったの?』
「それ、俺も気になってたやつー。」
実は花火を見ながら、2人の様子について蓮と話していたのだ。
「乃蒼ちゃんと花火見ただけだよ。他には何も。」
『そっかぁ。』
蒼生が無意識のうちに何か乃蒼ちゃんをきゅんとさせることを言ったんだな…。
すると乃蒼ちゃんが家から出てくる。
手には絆創膏を何枚も握りしめている。
『一ノ瀬先輩、こっちに来てください!』
素直に従った蒼生に絆創膏を貼る乃蒼ちゃん。ここでもマネージャーみたいな仕事をこなしていた。
やっと4人で手持ち花火で遊び始める。
「おいっ、熱いだろ蒼生!」
「ごめんごめん。」
『徳島先輩、これどうぞ!』
『ありがとう!』
みんなが楽しんでいるのを見て、自然と笑顔になる。
蓮と、いやこの3人と一緒に今年の夏を過ごせて本当によかった。
そして手持ち花火も終わりに近づいていた。