蒼春
『友達に聞きました。もしかして迷惑でしたか…?』
「ってことは…、あのなんか3大なんとか的な話知ってるの?うわー、ちょー恥ずかし…。」
先輩はちょっと照れたような反応をした。
…いや可愛いな。
しばらくすると、電車がホームに入ってくる。
「お、電車乗るぞ。」
「君も一緒に行こ?」
扉が開くと、蓮は1番端っこの席に座り、その隣に一ノ瀬先輩が座る。
私が向かい側の席に座ろうとすると、一ノ瀬先輩に「こっちおいで。」と言われたので、先輩の隣に座った。
『し、失礼します。』
「ふっ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。」
そう言って笑っている。うう、恥ずかしいぃ。
「じゃあ、蒼生。今日もよろしく。」
蓮はそう言って寝始める。え、こいつまさか…。
『せ、先輩。この人毎日寝てるんですか?』
「うん、そーだよ。なんか一回乗り過ごしたらしくて。それからは俺と一緒にいる時だけ寝てる。」
『ホントにうちの兄がご迷惑を…。』
確かに去年の初め、母がどこかにお迎えに行ってた気がする。全くこいつは何をやっているんだ…。
「そういえば、名前教えてくれる?俺は一ノ瀬蒼生です。まあ、知ってるよね。」
『は、はい。私は、鈴木乃蒼です。よろしくお願いします。』
うわぁぁぁぁ、イケメンに名前聞かれちゃった。
「いい名前じゃん。乃蒼ちゃんって呼んでいい?」
「ってことは…、あのなんか3大なんとか的な話知ってるの?うわー、ちょー恥ずかし…。」
先輩はちょっと照れたような反応をした。
…いや可愛いな。
しばらくすると、電車がホームに入ってくる。
「お、電車乗るぞ。」
「君も一緒に行こ?」
扉が開くと、蓮は1番端っこの席に座り、その隣に一ノ瀬先輩が座る。
私が向かい側の席に座ろうとすると、一ノ瀬先輩に「こっちおいで。」と言われたので、先輩の隣に座った。
『し、失礼します。』
「ふっ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。」
そう言って笑っている。うう、恥ずかしいぃ。
「じゃあ、蒼生。今日もよろしく。」
蓮はそう言って寝始める。え、こいつまさか…。
『せ、先輩。この人毎日寝てるんですか?』
「うん、そーだよ。なんか一回乗り過ごしたらしくて。それからは俺と一緒にいる時だけ寝てる。」
『ホントにうちの兄がご迷惑を…。』
確かに去年の初め、母がどこかにお迎えに行ってた気がする。全くこいつは何をやっているんだ…。
「そういえば、名前教えてくれる?俺は一ノ瀬蒼生です。まあ、知ってるよね。」
『は、はい。私は、鈴木乃蒼です。よろしくお願いします。』
うわぁぁぁぁ、イケメンに名前聞かれちゃった。
「いい名前じゃん。乃蒼ちゃんって呼んでいい?」