アプリで出会った君へ


「え!あ、ありがとうございます。
 あ、あの・・・・・」

名前も知らない子犬のような女の子は制服のリボンを見た感じ
1つ下の学年の女の子だった。

「ん?」

「と、東京の大学に行くって本当なんですか・・・?」

「うん、本当だよ」

その女の子は分かりやすいくらい悲しい顔をした。

「え、あ、あのよかったら」

「蒼真~~~~~!!そこにいたのかよ!!!!!」

女の子が何か言いかけた時に親友の智哉が来た。

「なんだよ智哉」

「皆で写真撮ろうって!蒼真だけいなくて探してたんだよ」

「ちょっと待って話が終わったら行くから。ごめん何か言いかけたよね?」

< 10 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop