アプリで出会った君へ
「まあ頑張ってくるよ東京で」
「たまには戻って来いよ」
「おう、じゃあまた正月とかに」
「蒼真、何かあったらすぐ連絡して来いよ」
「ありがとう」
「じゃあな」
「おう、じゃあな智哉」
智哉と別れて真っすぐ家に帰った。
「ただいま」
「おかえり~!今日はハンバーグだよ~」
「やった、出来たら教えて~」
部屋に戻ってベットに横になった。
必要な荷物は東京に送ったからほとんどない。
殺風景な部屋をみると東京に行く実感が更に湧いてくる。
~♪~♪
携帯が連続で何度も鳴り始めた。
グループトークで皆が写真を送りあっている。
どれも楽しそうな写真ばかりだった。