アプリで出会った君へ


自習室を出てから
家のベットに入って寝るまでの間、
ずっと頭から離れなかった。

「自分の環境を変える・・・か・・・・・・」

「・・・・私も変えてみようかな。」

暗くした部屋の中、
色んな出会い系アプリがあるなか
何となく惹かれたアプリを1つインストールした。

「・・・よし。登録完了。」

簡単にプロフィールを書いて
写真は鏡越しに撮った少し前の写真を選んだ。

「眠いし明日またやってみよう・・・」


ーーーこの時、"このアプリを始めて幸せと同時に大きな悲しみが待っている"と
    分かっていたとしても私はこのアプリを始めたと思う。

ーーーーー貴方に会えるなら。何度でも。

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