ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
とにかく出来ることはやっておこうと、急いでお風呂にお湯を溜め半身浴をし、汗をたっぷりかいて、ムダ毛が生えていないか全身隈なくチェックした。
顔パックをしながら大きめの鞄に、お泊まりのために化粧水に歯ブラシや部屋着、そして下着……
(あっ! そういえば昔涼子に貰った新しい下着があったはず!)
「確かこの辺にしまっておいたと思うんだけどなぁ」
クローゼットの奥方にしまってあった異様にラグジュアリーな箱を見つけ、取り出して蓋を開ける。
「ひぃっ……」
これぞまさに情熱の赤! とも言えるくらい真っ赤な下着の上下セット。派手すぎない上品なレース遣いで正直言って可愛い。でも問題はTバックなのだ。なので普段使い出来ないため箱に入れたまましまっておいた。
(これ付けてたら凄いヤル気満々って思われちゃうかも……)
そっと箱に戻してクローゼットの手前に置き直した。下着はいつもつけている普通の白のレースを鞄の中にしまった。
時計を見るともう夜中の一時。かなり準備に時間をかけ過ぎてしまった。布団に入りふと考える。
いつかあの下着を付けられるくらい自信がつく時がくるのかな……。
顔パックをしながら大きめの鞄に、お泊まりのために化粧水に歯ブラシや部屋着、そして下着……
(あっ! そういえば昔涼子に貰った新しい下着があったはず!)
「確かこの辺にしまっておいたと思うんだけどなぁ」
クローゼットの奥方にしまってあった異様にラグジュアリーな箱を見つけ、取り出して蓋を開ける。
「ひぃっ……」
これぞまさに情熱の赤! とも言えるくらい真っ赤な下着の上下セット。派手すぎない上品なレース遣いで正直言って可愛い。でも問題はTバックなのだ。なので普段使い出来ないため箱に入れたまましまっておいた。
(これ付けてたら凄いヤル気満々って思われちゃうかも……)
そっと箱に戻してクローゼットの手前に置き直した。下着はいつもつけている普通の白のレースを鞄の中にしまった。
時計を見るともう夜中の一時。かなり準備に時間をかけ過ぎてしまった。布団に入りふと考える。
いつかあの下着を付けられるくらい自信がつく時がくるのかな……。