ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
嫉妬にまみれた自分を隠し通し朝は普通に挨拶が出来たと思う。松田もいつも通りだったし、変に思われていないはずだ。
それでも一人で抱え込むのは少ししんどくて涼子に、話を聞いてもらう事にした。
ランチタイムによく行くファミレスに入るなり涼子はチーズハンバーグを頼む。
私は急いでメニューをみてキノコと卵と雑炊を頼んだ。
「で、何があったのよ?」
「あ、バレた?」
「バレバレよ、真紀の様子がおかしい事くらいすぐ分かるし、多分橅木も気づいてるんじゃない? 松田は知らんけど」
「自分ではかなりポーカーフェイスだったと思ってたんだけど……」
「ぶっ! ポーカーフェイスって! 自分の顔見てから言いなさいよ、全く出来てないわ!」
そこまで言わなくても……、でもそんなに分かりやすい程顔に出てしまっていたなんて、社会人としてなんたる不覚。
「で、どうしたのよ?」
「……嫉妬に狂いそうなんです」
「は? そんなの松田のことが好きすぎて堪らないって事でしょ、嫉妬が悪い事なんてあたしは思わないわよ、むしろ真紀が他の女に対して嫉妬している事をウザがるようだったら松田はとんでもなく小さい男よ」
「いや……その私が嫉妬している相手ってのが……」
それでも一人で抱え込むのは少ししんどくて涼子に、話を聞いてもらう事にした。
ランチタイムによく行くファミレスに入るなり涼子はチーズハンバーグを頼む。
私は急いでメニューをみてキノコと卵と雑炊を頼んだ。
「で、何があったのよ?」
「あ、バレた?」
「バレバレよ、真紀の様子がおかしい事くらいすぐ分かるし、多分橅木も気づいてるんじゃない? 松田は知らんけど」
「自分ではかなりポーカーフェイスだったと思ってたんだけど……」
「ぶっ! ポーカーフェイスって! 自分の顔見てから言いなさいよ、全く出来てないわ!」
そこまで言わなくても……、でもそんなに分かりやすい程顔に出てしまっていたなんて、社会人としてなんたる不覚。
「で、どうしたのよ?」
「……嫉妬に狂いそうなんです」
「は? そんなの松田のことが好きすぎて堪らないって事でしょ、嫉妬が悪い事なんてあたしは思わないわよ、むしろ真紀が他の女に対して嫉妬している事をウザがるようだったら松田はとんでもなく小さい男よ」
「いや……その私が嫉妬している相手ってのが……」