ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
彼女が浴室に入ったことを確認し、自分も服を脱ぎ、なんとなく今は見せちゃいけないと、大事な部分をタオルで隠しながら浴室に入ると、彼女はチョコンと浴槽から顔を出していた。
(可愛すぎるだろ……)
シャワーで一度身体を流した後に彼女が既に入っている浴槽に片足ずつ入る。
脚の間に彼女を引き寄せ後ろから優しく抱きしめた。
「真紀、何があったか聞いてもいい?」
「……なんとなく松田君に会いたくなっただけ」
嘘なのはすぐに分かった。朝出社してきた彼女の様子が少し変だな、と思ったが必死で隠そうとしているので、何も気づいていないフリをした。それがまずかったのか。やっぱり彼女はなかなか素直に言い出せないのが分かっていたのに、ちゃんと聞かなかった自分がいけない。会社を出る時は今ほどおかしい様子は無かったのに……、その後になにかあったのかもしれない。
今日以外で唯一最近彼女の様子がおかしいように感じたのは誠と買い物に行ったあの日、下着屋から戻ってきた彼女の笑顔が物凄く作り笑いなのには気づいていたが、それは誠がいて気を遣っているからかと思ったが、もしかして……誠になにか変な事でもいわれたのだろうか。
もっと追求して聞くべきか、話してくれるのを待つべきか……
(可愛すぎるだろ……)
シャワーで一度身体を流した後に彼女が既に入っている浴槽に片足ずつ入る。
脚の間に彼女を引き寄せ後ろから優しく抱きしめた。
「真紀、何があったか聞いてもいい?」
「……なんとなく松田君に会いたくなっただけ」
嘘なのはすぐに分かった。朝出社してきた彼女の様子が少し変だな、と思ったが必死で隠そうとしているので、何も気づいていないフリをした。それがまずかったのか。やっぱり彼女はなかなか素直に言い出せないのが分かっていたのに、ちゃんと聞かなかった自分がいけない。会社を出る時は今ほどおかしい様子は無かったのに……、その後になにかあったのかもしれない。
今日以外で唯一最近彼女の様子がおかしいように感じたのは誠と買い物に行ったあの日、下着屋から戻ってきた彼女の笑顔が物凄く作り笑いなのには気づいていたが、それは誠がいて気を遣っているからかと思ったが、もしかして……誠になにか変な事でもいわれたのだろうか。
もっと追求して聞くべきか、話してくれるのを待つべきか……