ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
中途採用の新人です 松田side
初めて彼女の唇に触れた時は少し強張っていた小さくて柔らかい唇。
あの時はやっと会えた嬉しさでつい子供っぽく夢中で彼女の唇に食らい付いてしまった。
けれど今日は違った。
気を許してもらえたような、彼女の唇の柔らかさが更に増した気がした。
ゆっくりと唇を離すとドサっと彼女は俺にもたれかかってきた。
こんな事初めてだ……
「水野さん?」
呼んでも応答が無い。
ゆっくりと彼女の肩を抱き、自分の身体から離して彼女の顔を覗き込むと驚く事に立ったまま寝ていた。
「まじかよ……」
まるで子供のようなあどけない寝顔でスースーと寝息をたてている。
「水野さ〜ん、部屋は何号室ですか?」
応答なし。
この際だから存分に彼女の頬をムニムニと触り、もう一度部屋の番号を聞く。
「んん〜203……」
しどろもどろにボソッと答えた。
悪いなと思いながらも彼女のバックの中から家の鍵を出し203号室まで俗に言うお姫様抱っこで部屋まで運んだ。
抱きしめた時も思ったがとても華奢で力を入れすぎたら折れてしまいそうだ。だけど太腿や腰回りは柔らかくいつまでも抱っこしていたい、と思ってしまう。
あの時はやっと会えた嬉しさでつい子供っぽく夢中で彼女の唇に食らい付いてしまった。
けれど今日は違った。
気を許してもらえたような、彼女の唇の柔らかさが更に増した気がした。
ゆっくりと唇を離すとドサっと彼女は俺にもたれかかってきた。
こんな事初めてだ……
「水野さん?」
呼んでも応答が無い。
ゆっくりと彼女の肩を抱き、自分の身体から離して彼女の顔を覗き込むと驚く事に立ったまま寝ていた。
「まじかよ……」
まるで子供のようなあどけない寝顔でスースーと寝息をたてている。
「水野さ〜ん、部屋は何号室ですか?」
応答なし。
この際だから存分に彼女の頬をムニムニと触り、もう一度部屋の番号を聞く。
「んん〜203……」
しどろもどろにボソッと答えた。
悪いなと思いながらも彼女のバックの中から家の鍵を出し203号室まで俗に言うお姫様抱っこで部屋まで運んだ。
抱きしめた時も思ったがとても華奢で力を入れすぎたら折れてしまいそうだ。だけど太腿や腰回りは柔らかくいつまでも抱っこしていたい、と思ってしまう。