ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
寂しいな……それでも朝はやってくる。いつも通り出勤をするといつも先に出勤しているはずの松田がまだ居なかった。寝坊でもしたのか? と軽く考えているとスマホが鳴る。
"風邪を引いてしまったので申し訳ないのですが今日お休みを頂きます。部長には連絡済みです。"
松田からのメールだった。ここのところ激務だったので疲れが出たのだろう。
"お大事に"
そう一言返事を返し仕事を始めた。
「真紀、ランチ一緒に行こう」
「ちょっと待って、あと一分! もう少しで打ち終わるから……オッケー! 終わり!」
会社の近くのファミレスに涼子と入り、四人用テーブルに案内された。
「ねえ、真紀、単刀直入に聞くけどあんた松田の事好きなんじゃないの?」
「は、はぁ!? ないないないない!」
「そうなの? あたしの勘違いかぁ〜」
「大体なんでそんな事思ったのよ」
「だって今日だって明らかにスマホ見て落ち込んでたし、あんたしょっちゅう松田の事目で追ってるよ?」
「……あり得ない」
「向こうは真紀にゾッコンだよね」
「っつ……」
「ありゃ分かりやすい男だよね、この前も他の部署の若い子に告白されてたけどキッパリ好きな人がいるって断ってたよ」
"風邪を引いてしまったので申し訳ないのですが今日お休みを頂きます。部長には連絡済みです。"
松田からのメールだった。ここのところ激務だったので疲れが出たのだろう。
"お大事に"
そう一言返事を返し仕事を始めた。
「真紀、ランチ一緒に行こう」
「ちょっと待って、あと一分! もう少しで打ち終わるから……オッケー! 終わり!」
会社の近くのファミレスに涼子と入り、四人用テーブルに案内された。
「ねえ、真紀、単刀直入に聞くけどあんた松田の事好きなんじゃないの?」
「は、はぁ!? ないないないない!」
「そうなの? あたしの勘違いかぁ〜」
「大体なんでそんな事思ったのよ」
「だって今日だって明らかにスマホ見て落ち込んでたし、あんたしょっちゅう松田の事目で追ってるよ?」
「……あり得ない」
「向こうは真紀にゾッコンだよね」
「っつ……」
「ありゃ分かりやすい男だよね、この前も他の部署の若い子に告白されてたけどキッパリ好きな人がいるって断ってたよ」