強面お巡りさんはギャルを愛しすぎている

 二十二時を過ぎて帰宅すると、お風呂場からシャワーの音がしていた。
 修一郎さんはお風呂に入ってる様だ。リビングに入るとローテーブルに未開封の段ボールが置かれていた。

「なんだろ」

 伝票を見ると、送り主は姉だった。

「ようやく来たぁー! もうお姉ちゃん遅すぎッ」

 数日前に実家に住んでいる姉に送ってもらうよう頼んでいた幼少期の写真だ。
 ガムテープを外し、開けると私は目を疑った。

「は? え? は?」

 急いで蓋を閉め修一郎さんがまだお風呂から出てきていないことを確認し、もう一度段ボールを開けた。
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