うそカレ~俺様系幼なじみの溺愛が止まりません~
飲み終わるとショッピングモールの中を一緒にブラブラ歩く
両側にあるお店をぼんやり見ながら歩くと雑貨屋さんにある私が大好きなキャラクター猫のみーちゃんの人形が目に入った
しかもあれなかなかの大きさだなー
高そーでもちょっと触ってみたいかも
「燐!あそこの雑貨屋さん入ってもいい?」
「うん。欲しいもんでもあったか?」
「いや?そうじゃないんだけど、このみーちゃんおっきくて触り心地が良さそうだからちょっと触りたくて」
「ふーん。買おうかな」
「えっ?いいよ高いだろうし…」
「はぁ?誰がお前のために買うって言った?」
うわぁー?何あれ?あの流れで買おうかなって言われたら買ってくれるもんだと思っちゃうじゃん!
燐のことだから絶対狙ってやってやがる
そんなことを思ってると、ほんとに燐がみーちゃんの人形を買ってきた
いいなー私も欲しかったな
まぁ私の今の所持金じゃ買えないだろうし
燐の家に行った時に触らしてもらおう
「んーこれやる。」
「え?」
燐が今買ったばかりのみーちゃんを私の前に差し出した
「だからこの人形やる。別に欲しくて買ったけどやっぱいらねーからやる」
別に理由聞いてないんだけど…
まぁーいらないなら
「ありがとう」
私は素直に受け取った
その後もお店を回ると思ったけど、この人形が大きくて重いから邪魔だろうって燐が言ってくれたので今日はここで帰ることにした