永遠に絶え間ない愛を...

「はい!そうです。あの日は悪かったって。私のせいであんな事になったって、お礼を言いに行ったのに逆に謝られちゃって…それでお詫びにって事務所の場所を教えてくれたんです。」



それを聞いた紅さんは面白くなさそうな顔をしている。


藍さんもやっぱり…と言った表情だ。



なにかダメだったかな?


「あ…ちゃんと紅さんと会えて、一緒にいられることになったって伝えに行かなきゃ…約束したんだった…」


そう言うと後ろからぎゅっと抱きしめられた。


『わざわざ行かなくても向こうは知ってるぞ。』


「えっ?」


『だが…会いたいというのなら不本意だが会わせてやる。まあいつでも会えるんだがな。』


なんか翠さんも同じようなこと言ってた気がする…
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