LOVE♡STORY'DAYS_たとえ、どんなに.._
ふたりきり
『花火しない?』
これまで視線を交わすだけだったふたり。
結愛と別れ、
結愛自身が離れていく頃。
緊張してしまうのか分からないけど、塁斗からのお誘いが来ている。
『花火?みんなと一緒に?』
『....』
『塁斗..』
塁斗は一瞬だけ沈黙になり、
話し始めたときの言葉に驚く。
『ふたりきりで..』
『ふたりきりで?』
『うんそう。みんなと集まってするのも楽しいよね。
でも夏恋と..』