LOVE♡STORY'DAYS_たとえ、どんなに.._
翔が来てから、
ハッとしたのは確かなところ。
塁斗といつもと同じように、
愛し合う最中の翔の登場。
『ぁ、お邪魔だよね..。帰ろうかな』
『華、待っていてくれ..』
塁斗は華をそっちのけにし、親友をかばうかのように呼び寄せる。
『か、翔..。来いよ! 邪魔じゃないから..』
『でも..』
『大丈夫』
玄関先から聞こえるふたりの声に、気が気じゃなくなっていく。
『華、大丈夫だよなぁ。翔がいたって..』
『うん大丈夫』