LOVE♡STORY'DAYS_たとえ、どんなに.._
そう言って、
その日ふたりは塁斗の家を出て帰った。
次の日、
仕事の合間を使っていた事。
そう、
塁斗は京都だったなぁ。なんて喜ぶ俺は..華の携帯に電話してしまった..。
ずっと呼び出しがかかる電話を切って、待っている時間..
やっぱり忘れられる訳がない..
華からの電話は、夜になって掛かっていた。
『はい』
『か、翔..どうかしたの?』
『い、いや..。声が..声が聞きたくなってしまったんだ..。
塁斗は?い、いっしょか?』
知っているはずなのに、返ってくる言葉を試す最低な俺。