LOVE♡STORY'DAYS_たとえ、どんなに.._
その時、
同じ本屋に立ち寄っていたのは..
元カノだった夏恋。
『る、塁斗ぉ?』
『カレン? どうした?』
『本を買いに来たんだけど、
塁斗は?』
『ああ、ちょっと気分転換..』
『何かあった?華は?』
事情を説明し、
車に乗っているままのふたりを見守っていた。
『塁斗、行った方がいいんじゃない?』
『俺はもういいや。気持ちが冷めていく..』
『好きなんじゃないの?』
『よくわからないんだよね、本当に..』
『良く考えた方がいいよ。
いつでも連絡して..』