隣の席の一条くん。
晴翔と付き合ったからと言って、アイドル活動でのファンサービスは変わりなく続けているつもり。


そこは、晴翔も理解してくれている。


学校では、お互い前と同じ名字で呼び。

デートのときは人目を忍んで、わたしは変装してバレないようにしている。


そうして、晴翔と付き合ってもうすぐ1ヶ月がたとうとする。



ジリジリとした暑さに汗が滲み出て、セミがうるさいくらいに合唱する夏となった。
< 239 / 316 >

この作品をシェア

pagetop