隣の席の一条くん。
去年も、こうして席替えで隣の席になったときには、休み時間の間は延々と話をされた。
そういうときは、いつも彩奈が助けにきてくれていた。
「ちょっと、三好〜!ひらりに近づきすぎっ!」
そう、こういう風に。
だけど三好くんは、ちょっとやそっとのことじゃ離れない。
わたしも同級生とはいえ、“ファン”だと言ってくれている人を無碍にはできない。
そういうときは、いつも彩奈が助けにきてくれていた。
「ちょっと、三好〜!ひらりに近づきすぎっ!」
そう、こういう風に。
だけど三好くんは、ちょっとやそっとのことじゃ離れない。
わたしも同級生とはいえ、“ファン”だと言ってくれている人を無碍にはできない。