シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです
10章 スキンシップ禁止と勝負の行方
「紅蓮先輩、今なんていいました?」
「さっきも話した通りスキンシップ禁止。流架と勝負が着くまで僕は悠に触れない」
「そ、そんな……」
翌日の昼休み。
私は生徒会室で紅蓮先輩と昼食をとっていた。
お昼ご飯を食べている途中、紅蓮先輩から「大事な話がある」と言われたので一旦食べる手を止めた。
そして告げられたのはスキンシップ禁止というもの。
「キスや手を繋ぐことも駄目なんですか? 放課後一緒に帰ることも?」
「さすがに同じ学校だから全く会わないということはできない。だから放課後はいつも通り一緒に帰る。だけど僕から悠に触ることは一切しない」
私からしたらあまりにショックすぎる内容。
紅蓮先輩の言いたいことはわかる。
これは負けられない戦い。
だから少しでも集中するためにってことなんだろうけど……。
「さっきも話した通りスキンシップ禁止。流架と勝負が着くまで僕は悠に触れない」
「そ、そんな……」
翌日の昼休み。
私は生徒会室で紅蓮先輩と昼食をとっていた。
お昼ご飯を食べている途中、紅蓮先輩から「大事な話がある」と言われたので一旦食べる手を止めた。
そして告げられたのはスキンシップ禁止というもの。
「キスや手を繋ぐことも駄目なんですか? 放課後一緒に帰ることも?」
「さすがに同じ学校だから全く会わないということはできない。だから放課後はいつも通り一緒に帰る。だけど僕から悠に触ることは一切しない」
私からしたらあまりにショックすぎる内容。
紅蓮先輩の言いたいことはわかる。
これは負けられない戦い。
だから少しでも集中するためにってことなんだろうけど……。