シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです
「わ、私なんかでいいんですか?」


こんな平凡な私を好き?

なにかの間違いじゃ.......。

もしくは冗談? と私の頭の中はグルグルと混乱していた。


「貴方がいいんです。一年生、星屑悠」


先輩の名前を知らないのに、先輩は私の名前をフルネームで知ってる。


どうして?


「入学した時からずっと好きだった。返事、聞かせてくれませんか」


ドンッ!とフェンスに追い詰められた。


これは壁ドン!? って、急すぎるよ。
イケメンな顔が近くて、まともに顔が見れない。


強引な告白だけど、とても真剣な告白。


こんなに私のこと想ってくれてるんだ。
だったら、私もその期待に応えたい。


だって……顔が、ドストライクなんだもん!


実は年齢=彼氏いない歴なんだ。だけど、少女漫画の読みすぎでイケメンが大好き。


「私なんかで良ければお願いします」


顔が好きという理由で先輩と付き合うことになりました。
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