夜の狼

怜央「今週の日曜日水龍が、影狼と抗戦するみたいですよ」


美桜「うそ、まじ？」


怜央「はい」


美桜「ちょっと、パソコン貸して？」


怜央「どうぞ」


カタカタカタカタカタ


彼方「どうしたんや？」


美桜「水龍って確か、組と繋がってた気がする」


来輝「でも、正統派だろ？」


美桜「表ではな？」


光輝「裏はそんなにやばいのか？」


美桜「ほら、これみて」


美桜「組の名前は前川組世界Ｎｏ．2だ」


彼方「どうするんや？」


美桜「そんなの、影狼を守るに決まってんじゃん」


来輝「そう来ると思った」


光輝「だな」


怜央「下っ端は、どうしますか？」


美桜「影狼の倉庫の近くの空き地で待機」


怜央「わかりました。伝えておきます」


美桜「よろしく」


彼方「その日俺たち呼ばれへんかもな」


美桜「意地でも着いてく」


光輝「そうだな！」


怜央「一応、置いていかれた時のためにバイクの手配もしときますね」


美桜「気が利くね！よろしく」


美桜「じゃあ、明日も学校だしそろそろ解散しますか」


来輝「おう、光輝帰るぞ！」


彼方「ほなまた明日」


怜央「美桜は、帰らないんですか？」


美桜「今日は泊まろっかな」


怜央「そうですか。暖かくして寝てくださいね」


美桜「うん、ありがとう」


怜央「それでは、さようなら」


美桜「バイバイ」


バタンッ


美桜「とりあえず、シャワー浴びるか」