アヤとり~セカンドコンタクト~
突然の話題変換についていけずに戸惑った。
「うん。今日会った時からずっと言おうと思ってたんだ」
そうニコッと笑うアヤ君の表情はなぜか何を考えているのかわからなかった。
「あ、ありがとう」
サイドを編み込んだシニヨンを触りながらまた困ってしまった。
ちらっと見るとまださっきの表情のまま。
不思議な人だなあ。
「先週と雰囲気違うからドキッとしたよ」
どうしてこの人はこんなにストレートに言えるんだろう。
ヘアアレンジ男の人から褒められたのなんて初めてだし、お世辞だとしてもこんなに嬉しいんだな。
でも、アヤ君から言われると別に嫌ではない。本当に不思議。
「ごめん、嫌だった?」
「ううん。そんなこと言われたことないから……」
困って下を向くとレモン色のカーディガン。
なんか照れてしまって、どこを見たらいいかわからなくなった。
私の方が年上なのになんか不服……。
私だって普段は空気読んで会話とかするけど、この人と会話していると流されてしまう。
ピロリン
「うん。今日会った時からずっと言おうと思ってたんだ」
そうニコッと笑うアヤ君の表情はなぜか何を考えているのかわからなかった。
「あ、ありがとう」
サイドを編み込んだシニヨンを触りながらまた困ってしまった。
ちらっと見るとまださっきの表情のまま。
不思議な人だなあ。
「先週と雰囲気違うからドキッとしたよ」
どうしてこの人はこんなにストレートに言えるんだろう。
ヘアアレンジ男の人から褒められたのなんて初めてだし、お世辞だとしてもこんなに嬉しいんだな。
でも、アヤ君から言われると別に嫌ではない。本当に不思議。
「ごめん、嫌だった?」
「ううん。そんなこと言われたことないから……」
困って下を向くとレモン色のカーディガン。
なんか照れてしまって、どこを見たらいいかわからなくなった。
私の方が年上なのになんか不服……。
私だって普段は空気読んで会話とかするけど、この人と会話していると流されてしまう。
ピロリン