大好きなキミを、守りたいから。
大山side
入学式の日から1週間後にもなって、あいつら2人居ないとか……
何やってんだよ、、
仕方ない、俺がみんなを仕切るか
こんなことになったのは、ついさっき数分前の事だった
先生が朝礼をしに、クラスに入ると
「あれ?桧山と川野は?」
「知らなーい…」
「さあ…?今日見てないよな?」
みんなが口々にそう言うと、先生は肩を竦めて言った
「仕方ない…あのふたりのことだ…1回連絡入れてくるから、それまで自習しとくこと。良いな」
俺は先生が出ていく隙を見て、みんなの前に立った
こうなった以上、叶美のこと、みんなに知ってもらう必要がある
これまで叶美が隠してきた努力を水の泡にしてしまうことになるけど、俺はどうしてもみんなに協力して欲しかった
「あの、みんなちょっと話したいことあるんだけど良いか…?」
するとみんなはなんのことか分からず頭の中にハテナを飛ばしてるのがわかる
まあ、そりゃあそうなるよな……
俺はここにはいない叶美に心の中で謝りを入れるように深呼吸してから
「実は、みんなに言っておかなければ行けないことがあるんだ」
「え〜?なになに??」
「まさか、変な事じゃないだろうな?」
「まあ…流星くんの頼みならなんでも聞くけど!」
そんなみんなにも頭を下げてから本題に入る
「実は、みんなもう薄々気づいてるかもしれないけど、叶美…あいつは、今人気女優の‘’神宮 萌香”なんだ」
そう言うと、クラスが一瞬にしてシーンとなった
「えっ…神宮萌香って……」
「えっ!?まじで!?!?」
「本気で言ってる??」
1人の女の子がボソッと呟いてからみんな口々に言って、中には泣き出す子まで居た
「大丈夫…?」
「ごめんね…沙耶香、萌香ちゃんの大ファンなの…」
泣き出した子にそっと声をかけると近くにいたその友達が申し訳なさそうに話してくれた
「でもさ〜それで俺らにどうしろって言うんだよ?」
1人の男の子が俺を見て疑問そうに話す
そうだよな…
「それを踏まえてから、2人を助けて欲しいんだ」
「えっ………?」
入学式の日から1週間後にもなって、あいつら2人居ないとか……
何やってんだよ、、
仕方ない、俺がみんなを仕切るか
こんなことになったのは、ついさっき数分前の事だった
先生が朝礼をしに、クラスに入ると
「あれ?桧山と川野は?」
「知らなーい…」
「さあ…?今日見てないよな?」
みんなが口々にそう言うと、先生は肩を竦めて言った
「仕方ない…あのふたりのことだ…1回連絡入れてくるから、それまで自習しとくこと。良いな」
俺は先生が出ていく隙を見て、みんなの前に立った
こうなった以上、叶美のこと、みんなに知ってもらう必要がある
これまで叶美が隠してきた努力を水の泡にしてしまうことになるけど、俺はどうしてもみんなに協力して欲しかった
「あの、みんなちょっと話したいことあるんだけど良いか…?」
するとみんなはなんのことか分からず頭の中にハテナを飛ばしてるのがわかる
まあ、そりゃあそうなるよな……
俺はここにはいない叶美に心の中で謝りを入れるように深呼吸してから
「実は、みんなに言っておかなければ行けないことがあるんだ」
「え〜?なになに??」
「まさか、変な事じゃないだろうな?」
「まあ…流星くんの頼みならなんでも聞くけど!」
そんなみんなにも頭を下げてから本題に入る
「実は、みんなもう薄々気づいてるかもしれないけど、叶美…あいつは、今人気女優の‘’神宮 萌香”なんだ」
そう言うと、クラスが一瞬にしてシーンとなった
「えっ…神宮萌香って……」
「えっ!?まじで!?!?」
「本気で言ってる??」
1人の女の子がボソッと呟いてからみんな口々に言って、中には泣き出す子まで居た
「大丈夫…?」
「ごめんね…沙耶香、萌香ちゃんの大ファンなの…」
泣き出した子にそっと声をかけると近くにいたその友達が申し訳なさそうに話してくれた
「でもさ〜それで俺らにどうしろって言うんだよ?」
1人の男の子が俺を見て疑問そうに話す
そうだよな…
「それを踏まえてから、2人を助けて欲しいんだ」
「えっ………?」