大好きなキミを、守りたいから。
「なあ…もしかして……」

「あ〜……うん!大山流星!」

「お前かぁ……」


桧山の方へ流星と一緒に行くと桧山は流星の方を向いて驚いた顔をした


「よろしく。また一緒だな」

「あぁ……」


なんか知らないけどこの2人バチバチしてんだよね〜……


「ねぇねぇ、それよりさ早く入ろ!さっきから視線がすごいんだってば…」


流星も加わったことでさらに私たちへの視線は集まるばかり

入学式そうそう目立ってるよ……


「そうだね…多分みんな叶美狙いかな?」


そう流星が言うと桧山はムスッとした顔で


「んなわけねーだろ」

「さあ…それは分かんないよ?」


もーまた始まった…2人して何言ってんだか……


「先行ってるよ〜」

「あ、ちょ!待てって!!」


私の後から着いてきた桧山たちと一緒に1年2組へ

友達できるかな……

今のところ友達と言える友達は男子くらいしかいないから女子友達も出来たらいいなぁ……


なんて思ってるともう1年の教室が見えてきた
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